我が恩師、鶴見先生が同期の先生方をお連れしてお越しいただきました。
当亭前の電柱が地中化されたので、昔同期で登った女峰山が神々しく眺められ、感激してくださいました。
自分が高校時代の先生との思い出を話しますと、「よく覚えてるねえ高校時代のことを。」
と同僚の先生に驚かれました。
考えてみると毎日、テストばかりで大変な毎日でしたが、それでも鶴見先生が文集をガリ版で作ってくださり、口下手な先生でしたが色々なことを背中で教えていただいたように思います。
登山と読書と物理が大好きで、普段少々の事では怒りませんが掃除をさぼると物凄く怒られました。
「教師」という職業も、今の時代大変なご苦労があったと思われます。
昨年、息子の同級生の子が先生になりましたが彼は中学時代やんちゃな友達を変えた担任にあこがれ「僕も人を変えられる職業に就きたい」と教員をめざし、子供のころからの夢を叶えました。
鶴見先生に教わったこと
「頂上行きのバスはない」(自分の足で1歩づつ)
「人間は『過去』を変えることが出来るんだ。どんなに悲惨な過去も、どんなに素晴らしい栄光の過去さえも、人間は変えてしまう。だから、「今」偽物のずるい人間になるな。」
先生の言葉の重さを最近つくづく感じます。
2016年03月25日